あなたが「休日なんて楽しくない!」と感じる本当の理由と体験談

この記事では主にワーキングペアレンツの方に向けて

・休日が楽しくないと思う時にパッと思いつく理由
・休日が楽しくない本当の理由
・休日が楽しくなるための方法

についてお伝えします!

目次

休日が楽しくないのはなんで?

趣味がないから?

パッと思いつく理由として「休日やりたい趣味がないから」ということがあるかもしれません。

「やることないから休日は手持ち無沙汰」

そんな状況だと休日は楽しめませんよね。

でも、趣味(=好きなこと)がない人っているんでしょうか?

「子供の頃って好きなこといっぱいあったなあ」

そう思う人は、休日が楽しめない別の理由が隠れているかも…

友達と遊びに行かないから?

誰かと一緒に遊びに行くと楽しいんだけれど、実際は家にずっといる、という方も多いのでは。

友達を誘うのは面倒だし、約束をしたらしたでプレッシャーになったり憂鬱なんだよね…

という方も、子供の頃のことを思い出してみてください。

子供の頃ってもっと気軽にいろんな人と楽しく遊んでいませんでしたか?

なんで大人になったらと友達と遊びに行くのが億劫なんだろう?

と思う方は、これも休日が楽しめない別の理由が隠れているかも…

子育てが大変だから?

子供が小さくて、

「楽しむどころではない、子供を生かしていくだけでいっぱいいっぱいなんだよ…」

というそこのあなた、気持ちはわからなくはない!笑

私も今2歳と1歳の年子の子育て中なので、休日は本当にてんやわんや。

平日仕事をしている時の方がよっぽど楽という…

しかし、休日が楽しくない理由はそれだけではないんですよ。

休日が楽しめない本当の理由は「そもそも平日に疲れすぎ」

仕事でエネルギーを使い果たしている

平日の仕事でパワーを使い切ってしまって、休日は力が余っていないのではないでしょうか。

きっと毎日仕事を全力で頑張っているのでしょうね。

平日で力を使い果たして、休日に急に楽しむ!なんて切り替えは難しいですよね。

使い果たしたエネルギーを充電するためには、楽しむどころじゃないですから。

「長時間働きすぎ!」という可能性

労働時間が長すぎる、ということも問題として一つありそうですよね。

私は1日8時間労働はそもそも長すぎるのでは?と思っているタイプです。

人によって体力は違いますしね。

それに加えて残業もりもりやっていたらそりゃ疲れますよね。

長時間働きすぎて疲れ果ててやっとのことで休日を迎える…

そんな人も休日を楽しめない人は多そうです。

字のごとく「休む」だけで終わってしまっている、という状況ですね。

苦手なことを仕事にしていない?

もしかしたら仕事内容が得意なことではなくて、苦手なことをしているのかも…

得意なことだったら、仕事を一生懸命やっても負荷はそんなにかからないかもしれないですよね。

例えば私は営業職なのですが、「どうやったらお客様に役に立てるかなあ」と商談や打ち合わせの準備をしている時間は楽しいです。

お客様と話すのも楽しいですしね。

でも経費精算とか、細かい見積書の作成とか、データ集計とか、そういうのを1日やってたら気が狂いそうになります!

平日に疲れすぎて、疲れが取れないから休日も休めない悪循環

休日は休むだけで終わっちゃうよー!

という方ならまだしも、もっと良くないパターンもありそう。

平日は仕事頑張りすぎて疲れ果てる。

疲れすぎて休日も疲れが取りきれない。

その疲れが残った状態でまた仕事を始める…

そんな悪循環にハマっている人もいらっしゃるのでは。

もはや休日に休むこともしていないような状態ですよね。

気づいたら休日が終わっている、みたいな感覚なのではないでしょうか。

休日を全然楽しめなかった体験談と楽しい今

休日も仕事をしていた20代。休日が楽しいって何?

時代もあると思うのですが、私が20代のときは「働くのが良、休むのが悪」という考えでした。

休日も仕事していましたし、勉強もしていました。

休日に遊びに行くことももちろんありましたが、基本は仕事を中心に人生が回っていました。

仕事に人生を捧げていた状態ですね。

一方、寝ているだけで休日が終わっていたことも

休日にも仕事をしていた一方で、急に電池が切れて起きれなくなる日も。

何度寝かして、夕方起きる…みたいなこともありました。

「今日寝てただけで1日終わったな…」

みたいな時の罪悪感は結構ありました。

この段階で「このままじゃやばいぞ」と気づけば良かったのですが…

結果、体調を崩した

体もメンタルも調子が悪くなってしまい、仕事を休むことに。

当時は、自分の中で「休日に楽しむ」なんて概念はなかったんですよね。

仕事を休むことになり、さすがに気付きました。

「気合いだけでは何ともならない…何かを変えなければ」

仕事を変えたら休日が変わった

これまでは仕事中心で回っていた人生でした。

ただ、体調を崩したことから、当時やっていた仕事が自分には合ってないのではないかと思うようになっていました。

そんなわけで、第二新卒枠で転職しました。

職場が変わるとやっぱり働き方って全然変わるんですよね。

会社の制度で休日にPC開くことが禁止された

そこそこ大きな企業だったため、業務時間の管理がしっかりしていました。

パソコンはログが取られていて、自己申告した勤怠と合っているかのチェックがされていました。

早朝、深夜や、土日祝は働くことが禁止されていました。

そのため、強制的に仕事の情報から離れる時間ができました。

休日は休む、ということの大切さに気づいた

早朝深夜や土日祝は仕事の情報をみることができなくなり、強制的に休むことに。

会社の雰囲気も「メリハリつけて休みの日はしっかりリフレッシュしよう!」という感じでした。

大型連休明けは「休みの日どこ行きましたー?」みたいな会話も。

そうしてやっと、「休日に休むって大事なんだなあ」と実感するように。

でもなんだかんだ平日は月50~60時間くらい残業していた

職場を変えて強制的に休む時間はできました。

それでも、残業は多い時に月50~60時間くらいしていたんです。

そうなると、結局平日は休んだり雑務を片付けたりして終わりなんですよね。

まだまだ「休日を楽しむ」というところまではいっていませんでした。

二番目の転機、不妊治療が始まった

働き方を見直すきっかけになった二つ目は、不妊治療です。

不妊治療は体調に合わせて診察したり薬を飲んだり、注射を打ったりしないといけないんですね。

そのため、突然「明日来て」「2日後にまたきて」と言われるんです。

平日ももちろん行かないといけない。

通院のため時間のやりくりが必要になった

不妊治療の通院は私の場合、月4回〜多くて10回程度でした。

ありがたいことに、病院は結構遅くまで診察してくれていました。

それでも残業しまくっていたら診察時間に間に合いません。

定時の後の婦人科は予約も混んでますしね…

そんなわけで、今まで見たいな残業しまくりな日々を変える必要が出てきました。

ストレス溜めすぎ?を自覚するようになった(遅い) 

不妊治療が必要になった理由として、私の場合は「妊娠しにくい体質」とのこと。

それを紐解いてみると、「そもそもストレス溜めすぎなのでは?」と考えるようになりました(遅い)。

ストレスが溜まって妊娠しにくいから不妊治療する

不妊治療が大変でまたストレスになる

ストレスがまた溜まって…

と、これは「またまた何かを変えないといけない時期がきたな…」と気付きました。

働きすぎを辞めて、意識的に休日はリフレッシュ

仕事は生産性向上の鬼

不妊治療の通院が始まったことで、強制的にだらだら残業ができなくなりました。

結果、仕事は生産性向上の鬼となり、効率化を極めていきました。

本当に地道に、

・ショートカットキーを覚える
・エクセルの勉強をする
・仕事の取捨選択をする
・仕事の優先順位をつける

みたいなことを毎日ちょっとずつやっていきました。

1年くらい経った頃にはすっかり「定時で上がるキャラ」が確立されていました。

不妊治療の通院がない日も、早く帰って、ご飯を作って、夫と一緒にご飯を食べる。

そういう普通で穏やかな生活を送ることができるようになっていました。

休日はヨガや散歩をするようになった

不妊治療関連の本を読み漁っていると、「運動しろ」と結構書いてあったんですね。

痩せすぎ太り過ぎや、筋力不足は不妊の原因の一つになると。

参考:不妊治療に有効な運動はありますか?

そんなわけで、とくに休日はヨガや散歩、筋トレをするように。

平日も軽くストレッチをする余裕もでてきました

30歳近くになってやっと訪れた「休日って楽しいな」

仕事の量を調整して、休日に運動するようになって、いろんなことが変わりました。

・仕事はだらだらやらずに定時で上がって
・休日にも仕事に追われることがなく
・夕方まで寝てしまって休日が終わった、ということもなく
・心身ともに体調が安定して
・休日を楽しむ余裕もできてきて
・運良く妊娠し、出産、子育てへ

仕事する時間をメリハリつけて、エネルギーが残っている状態で休日を迎え、しっかりリフレッシュしてまた元気に仕事をする…

自分の中で好循環が生まれるようになりました。

ここまでくるのに数年かかってしまいました。

休日を楽しむって大事なんだなあと今では実感しています。

誰でも休日を楽しめるようになる方法

とにかく毎日少しずつでも良いから運動する

運動なんてしてられないよ、と思う方もいらっしゃるかと思います。

でも、ちょっとでも運動すると気分が良くなるというのは私も実感しています。

特にデスクワークの人は普段、頭を使いすぎで体を使わないアンバランスになりがち。

運動すると幸福度が増すというのも、いくつかの研究で明らかになっています。

参考:「運動すると幸福感が増す」のは嘘じゃない

面倒だなあ、と思っても、やり始めたら気分が晴れるものですよ。

働きすぎな人は仕事をセーブする

運動する時間なんて全然無いです!という方は、働きすぎかも。

一世代前までは、たくさん働くことが良しとされていました。

でも、現代で働きすぎは健康に良くないです。

職業人生はとても長いです。

私たちの親世代でさえ、60歳で引退する人は少なくなってきました。

私たちがシニア世代になる頃には、70歳、75歳まで働くのは普通になってるかも…。

とすると、無理な働き方は続けるのは大変になってきます。

働く時間や量を少し変えてみるというのも一つの手ですよ。

家事育児はタスクの見直しをしてみよう

家事は便利家電を使う、外注する、自動化する

平日は仕事して家事していたらもう寝る時間。

それでも家事が間に合わなくて休日にまとめて家事をしている。

そんな方もいらっしゃいますよね。

家事を減らすことで、平日も休日も負担が少なくなりますよ。

・食洗機
・衣類乾燥機
・お掃除ロボット
・自動調理器
・小型冷凍庫
・買い出しは生協やネットスーパー
・家計管理はクレジットカードとマネーフォーワードで自動化

これだけで平日の負担がかなり減ります。

家事と仕事でいっぱいいっぱいな方は、これらを使う価値がありますよ。

育児は手伝ってもらう。一人でやらない!

自分でやってみて思いますが、育児は本当に大変ですよね。

ワンオペしている方は尚更大変だと思います。

平日は育児して、仕事して、仕事終わったらまた育児してへとへと…

「休日は保育園がないから、休日の方が大変なんだよー!」

と叫びたいそこのあなた、めちゃくちゃ気持ちわかります。

それでも、少しでも気持ちに余裕が出るように、できることはあります。

・親族にも助けてもらう
・ファミリーサポートを利用する
・延長保育を利用する
・一時預かりを利用する
・ベビーシッターを利用する
・病児保育を利用する

ひとりで育児するのは無理ですから、いろんな人に助けてもらいましょ。

仕事が大変すぎるなら転職する

仕事を変えることで休日が変わる可能性があります。

私自身、仕事を変えたことで生活ががらっと変わった経験があります。

「今の仕事そんなに好きじゃない」

「平日は仕事で疲れ果ててしまってそのまま土日に突入…」

という方は、仕事を変えるという選択肢もありますよ。

転職活動には転職サイト・エージェントの利用がおすすめ

「今の仕事、続けるのは大変かも…」そう思われる方は、転職サイトをのぞいてみてはいかが?

「自分に合う求人があるか分からない」

そんな方は、転職エージェントも併せて使うのがおすすめです。

自分に合う求人を代わりに探してもらえますし、「今と同じ給料で今より休みが多い求人ってありますか?」

みたいな、自分では探しにくいピンポイントな求人も探してもらえます。

本格的に転職活動を行うとなったら

・職務経歴書の添削
・面接のスケジュール調整
・面接の練習

など、自分だけでは時間がかかる転職活動のお手伝いをしてもらえます。

30代共働き女性におすすめ転職サイト・エージェントについては、詳細は下記にまとめています。

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